TOC分解装置(UV酸化装置)

TOC RESOLUTION

純水、超純水用

電子産業(半導体製造、FPD)には欠かすことのできない超純水。
水の中の不純物が限りなく取り除かれ、純粋なH2Oに近いものですが、微量に残った有機物の分解に184.9nmの紫外線照射を行い、後段のイオン交換樹脂とともに超純水のTOCを大幅に低減します。
今日の超純水には欠かすことのできない装置です。
日本フォトサイエンスのTOC分解装置は、ランプ/石英管/安定器技術、紫外線照射設計技術、水理設計技術の粋を集めて設計されており、限りない最適化を追及したものです。
・高効率 低消費電力TOC分解装置:JPWシリーズ
・高効率 低消費電力 大流量 TOC分解装置:JPHシリーズ

紫外線殺菌装置

ULTRAVIOLET DISINFECTION

純水用

処理水に不純物を添加しない紫外線殺菌装置は、電子産業(半導体製造、FPD)、製薬工業等の純水製造ラインの微生物殺菌には不可欠の装置として使用されています。
ステリファインNPXシリーズ、SUV-STシリーズ及びDISシリーズは純水用紫外線殺菌装置として開発され、枯草菌芽胞体対象で99.9%以上の高い殺菌性能を発揮するとともに、不純物の溶出の少ない内面処理により、お客様のニーズにお応えしています。
また、タンク貯蔵内における菌の増殖抑制には、タンク用紫外線装置NPTが使用されています。

処理水に不純物を添加しない紫外線殺菌装置は、電子工業、製薬工業等の純水製造ラインの微生物殺菌には不可欠の装置として使用されています。 
ステリファインNPXシリーズおよびSUV-STシリーズは純水用紫外線殺菌装置として開発され、枯草菌芽胞体対象で99.9%以上の高い殺菌性能を発揮するとともに、不純物の溶出の少ない内面処理により、お客様のニーズにお応えしています。 
また、タンク貯蔵内における菌の増殖抑制には、タンク用紫外線装置NPTが使用されています。

流水用NPXシリーズ

タンク用NPTシリーズ

流水用SUV-STシリーズ

紫外線照射装置   上水用

日本フォトサイエンスの上水用紫外線照射装置は「全機種JWRC技術審査基準 2019年度版の認定」を取得しています。
クリプトスポリジウム、ジアルジアの不活性化にはいつくかの方法がありますが、近年、紫外線が最も注目され、米国、カナダ、ドイツ、オーストリアなどのヨーロッパ諸国ではすでに多数導入されています。
クリプトスポリジウムは「水」や「食べ物」を介して口から感染します。 
クリプトスポリジウムの殻は非常に硬い為、塩素消毒に対しては、大腸菌の690,000倍強く、次亜塩素濃度50ppmでも死滅しません。
紫外線照射装置では10mJ/㎝2  照射量でクリプトスポリジウム 3log(99.9%)不活化可能です。 
UVの優位点はクリプトスポリジウム、ジアルジアの不活性化するのに最も低コストで、また、最も少ない設置面積で、さらに、新設の浄水場での設置や改修に優れているところです。

紫外線消毒装置  下水用

下水、排水等は処理後、河川、海に放流される前に消毒が行われます。
これまではこの消毒に塩素剤が使用されてきましたが、残留塩素の環境影響、有機塩素化合物の生成の危険性が指摘されてきており、このような害の無い紫外線消毒法が採用されています。
日本フォトサイエンスでは早くより下水用紫外線消毒装置の開発に取り組み、1994年には、日本下水道事業団より「民間開発技術審査証明」を受けました。
その後も10箇所近くに及ぶ下水処理場現場実験によって紫外線消毒の適用技術を蓄積し、小規模処理場から大規模処理場まで対応できる特色ある装置群としてラインナップ致しました。
現在、国内約150箇所以上の処理場において日本フォトサイエンス製紫外線消毒装置が稼動し、合計で日量約30万立方メートルの下水処理水を紫外線消毒しています。

開水路垂直設置型LPXシリーズ

開水路垂直設置型NPO-KC、KAシリーズ

密閉型配水管接続設置型NPCシリーズ

紫外線殺菌装置  食品用

処理水に味覚の変化を起こさない紫外線殺菌法は、食品工場の製造用水ラインの微生物殺菌の一環として重要な位置をしめています。
また、液糖の製造ライン、貯蔵タンクにも多数使用されています。 
ステリファインNPXシリーズは、飲料用製造用水の温度変化に影響を受けにくいアマルガムランプを搭載し、安定した殺菌能力を維持できるよう設計されています。 
ステリファインNPFシリーズは液糖充填用に開発された流水式装置で、シリンダー内部に設置した還流板によって整流された液糖が最適の紫外線照射を受けるように設計されています。

製造用水用NPXシリーズ

液糖充填用NPFシリーズ

紫外線殺菌装置  水産用

処理水に薬剤を添加しない紫外線殺菌装置は水産養殖の種苗生産におけるウイルス対策をはじめ、飼育水の殺菌、洗浄水の殺菌等に幅広く使用されています。 
また、市場で使用する洗浄水の微生物殺菌にも紫外線殺菌装置が活用されています。
フロンファインNPL、NPHシリーズは通水照射管にフッ素樹脂チューブを採用した外照式装置で、接液部に金属を使用していないため、金属イオンによる魚への影響が無いとともに、海水による腐食の問題がありません。 
 
クーリングタワー 
クーリングタワー等の循環水中には細菌が繁殖しやすくスライムの付着による熱交換率の低下や、場合によってはレジオネラ菌等の有害菌の温床となります。
殺菌剤を添加する必要の無い紫外線殺菌法は環境にも優しく好適な微生物殺菌法です。

NPLシリーズ

NPHシリーズ